こんにちは!今回は、個人事業を始めるための「開業届」を出す過程での体験談をお届けします。これから開業を考えている方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。以下に、開業届を出す前に迷ったこと、必要な持ち物、書き方での悩み、実際の感想についてまとめました。
開業届を出す前に迷ったこと
1. 扶養に関する問題
開業届を出す前に、家族の扶養に入れなくなることが気がかりでした。今後どうなるかわからないですし、結婚もまだしていないので迷いました。
しかし、調べてみると開業届を出していても条件を満たせば入れるということだったので開業届を出すことにしました。
あと、扶養に入りたくないというプライドもあったので退路を断つつもりで出しました。
2. 失業保険
個人事業を始めると、失業保険の受給資格がなくなるとネット検索で見ました。
これが心配だったので、税務署にTELに問い合わせて見ました。
すると、失業保険についてはハローワークに聞いてくださいと言われてしまい、ハローワークにTELしました。
ハローワークの方によると、開業届を出していても事業が稼働していなければ受給できる。失業保険は、次の仕事(雇用)を探している人のためのものでそれに該当するなら支給されると。
(ネットの情報とは違うので、自分の地域のハローワーク一度問い合わせて見ることをおすすめします。)
もしものことがあったら、廃業届けを出せばいいと思い出すことにしました。
開業届を出す時の持ち物
1. マイナンバーカード
開業届を提出する際には、マイナンバーカードを持参しました。開業届に個人番号を記載する欄があり、本人確認も行われました。事前に税務署にTELし、持ち物を確認しマイナンバーカードのみでいいとのことでした。
その他
印鑑
開業届に押印するための印鑑も必要ですと書いてあるところもありますが、私は不要でした。
開業届の紙
開業届の紙は税務署でもらうことができます。事前に記入して持参することも可能みたいです。
税務署の相談予約
税務署で相談したい場合は、予約が必要な場合があるので一度税務署にTELしてみることをおすすめします。私の地域の税務署は、税務署の電話コーナーで聞きながら書くのであれば予約は不要とのことでした。
開業届を書くときに迷ったこと
1. 職業欄の記入
「職業欄」に何と記載するかで迷いました。記入例の候補が記載されていなかったのネットで検索して例を探しました。
私はWEBデザイナーで提出しました。
2. 事業の概要の記入
これも記載例をネット検索し記載しました。
私の場合、
WEBサイト設計、デザイン、コーディング
にしました。
3. 屋号の設定
屋号についても迷いましたが候補の名前を検索すると、ことごとく被ってしまったので今回はなしで提出しました。
税務署でいつでも追加することができ、確定申告の際にも追加できるとのことだったのでゆっくり考えようと思いました。
5. 青色申告 vs 白色申告
青色申告と白色申告のどちらにするかも迷いました。
9月に開業し、今年度青色申告にしたい場合は2ヶ月以内に、
青色申告承認申請書を出さなければいけません。
開業届を、青色で選択し確定申告でやっぱり白色にしたいという場合
青色申告の取りやめ届出書を白色申告と一緒に提出すれば良いそうなので迷いましたが、これを出してしまうと次の年に青色申告ができない可能性があると税務署の方から聞きました。
青色申告の講座が開かれているそうなので、受けてみて青色申告にできそうであれば変更しようと思い、今回は白色で開業届を出しました。
2ヶ月以内であれば青色申告に変更することも可能だそうです。
開業届を出してみた感想
開業届を無事に提出した際は、新たなことの始まりとしてワクワクしました。思ったよりも簡単に、すぐ開業届を出すことができたのはびっくりでした。個人事業主として、なかなか仕事が取れないなかで自分の取れる行動の1つが取れたと思い少し達成感がありました。開業届を出しただけでは、稼いでいるとは言えないですが形から入るタイプなのでうまく軌道に乗ってくれると嬉しいなと思っています(笑)
まとめ
開業届を出すまでの過程には、いくつかの迷いや悩みがありましたが、無事に手続きを終えることができました。扶養や失業保険の問題、必要書類や記入内容の選定など、初めてのことで不安もありましたが。もしも、なにかあったら廃業届を出せばいい!と思い飛び込んでみました。これから開業を考えている方には、一度地域のハロワや税務署に問い合わせをしてみることをおすすめします。一緒に頑張りましょう!読んで頂いてありがとうございました!レビューお待ちしています!
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